最近は口蹄疫の記事ばかりで、暗いブログだなぁ~と反省しきり。
でも、もう少し言わせてね。
報道では国は精一杯のことをやっている。保障などやワクチンなど取り組んでいるとの話ですが、一つ大きな問題があります。
前々から書いているのですが、殺処分・埋却が間に合っていないことです。
何故、この部分にクローズアップされないのかが不思議なぐらいなのですが、口蹄疫にかかった牛を移動された「えびの市」と「川南町」の違いを確認してみると、よく分かります。
今回、「えびの市」は4例目まで口蹄疫として5/13日まで発生し、それ以降止まっています。昨日からは清浄化宣言に向け、発生農場より3km圏内の家畜すべてにおいて採血検査が行われ、すべて感染が認められなかった場合、6/5には終息宣言となる手筈となってます。
なのに、「川南町」はまだまだ拡大の一途をたどってます。
なにが、違うのでしょう。
そう、さきほどから書いているように殺処分・埋却が間に合ってないのです。
昨夜にてとうとう200例を突破してしまいました。
「えびの市」の場合は、感染確認後翌日には殺処分から埋却まで終了し、防疫徹底を行いました。
「川南町」の場合は、あまりに発見頭数が多いため、後手後手にまわったのと、埋却する土地がなければ殺処分しないというあまりに口蹄疫を甘く見た対処を行うが為、全く殺処分が間に合っていない事態になっています。
国が主体となり、土地を購入するなりして、一気に封じ込めをするべきなんです。
これは今からでもすぐやるべきなんですが・・・
結局は、ワクチンばかりに報道が向かい、あたかもこれで終息するようなイメージを植えつけていますが、実際は・・・・。
23日取り纏めで193例までで、144,335頭が殺処分対象となっているのですが、
未だに 66,746頭は、殺処分すらされず、ウィルスを撒き散らしているのが現状です。
しかもその中には、5/7に発見された患畜もいます。5/10に発見された患畜なんてかなり数が残っています。
たった、一日で牛は何十億、豚は何兆ものウィルスを撒き散らす恐ろしい疾病といわれているのに、感染確認されて約2週間たったのに未だに殺処分できていない問題こそ、大問題なのです。
たしかにワクチン接種も一つの手法だと思います。ただ、このウィルスは空気感染もあります。風に乗ってどのように飛んでいくか想定すら出来ません。
とにかく国主体となって、埋却場所を早急に確保し、一気に殺処分・埋却までして頂かないと、涙を飲んで、周りにだけは迷惑をかけたくないと、ワクチンを受け入れた農家の行為を無に帰してしまわないとも限りません。
是非、現状を知り、何か口蹄疫に係わる働きかけが出来る場合があるならば、皆さんの力添えを頂きたいと切に願います。
にゃははw
14 年前
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